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【台湾グルメ紀行】#1 創作台湾小吃をオシャレに「猫下去敦北俱楽部」~台北松山區~

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アレンジ台湾料理を楽しみながらカジュアルに飲みたいときに足を運ぶのは
「貓下去敦北俱樂部(マオシャチュドゥンベイジュラブー)」。

台湾料理といってもこちらがベースにしているのは、ストリートグルメ的な小吃(シャオチー)。小吃をワンランク上にアップグレードしたような、工夫を凝らしたお洒落なアレンジメニューが楽しめます。

お酒のメニューも豊富にあり、ローカルなお店もいいけれど、綺麗でお洒落なお店で飲むのもやはりいいものです。美味しい料理と合わせたお酒の味が忘れられず、つい恋しくなるお店です。

アクセスと基本情報

貓下去敦北俱樂部は松山區にお店があります。
MRTを利用するなら、文湖線「中山國中駅」から徒歩約8分、松山新店線「台北小巨蛋駅」からなら徒歩約13分です。大きな幹線道路「敦化北路」に面した路面店なので、わかりやすい立地です。

貓下去敦北俱樂部
住所:台北市松山區敦化北路218號
電話:+886227177596
営業時間:11時00分~23時00分
HP:https://restaurant-55213.business.site/
メニュー:https://bit.ly/3PVC9i7
予約サイト:https://bit.ly/3PQ4eHH

中華風アイテムが効いているフォトジェニックな店内

貓下去は2009年に徐州路で17坪ほどのビストロカフェとして営業をスタート。料理の美味しさなどから話題の店となりました。

百坪ほどの広さがある現在のお店は、2016年からこの場所に移り営業を続けています。
店内はとにかくスタイリッシュ&フォトジェニック。お洒落なビストロの雰囲気に提灯などの中華アイテムがアクセントになっていて、このお店が提供する料理のイメージにもぴったりです。

客層は特に夜は若者の利用も多く、彼らはつい盛り上がってしまうため、結構ガヤガヤ(居酒屋的な?)。価格帯もそこまで安くはないので、大人の雰囲気で食事を楽しめるのかと思いきや、そんな理由から「うるさいなー」とつい賑わっているテーブルの方を見てしまうほど。

でもここは「賑やかにお酒を飲みながらたくさんの料理を楽しむ」をコンセプトにしているので、勘違いしているのはこちらの方かも知れません。

ランチタイムは夜よりも穏やかな雰囲気。ワイワイがやがやが苦手な方はランチや日中の利用がおすすめです。

人気店のため、中国語と英語のみですが、オンラインの予約システムを取り入れているので、来店する際はなるべく予約を入れておいた方が安心です。

予約サイト:https://bit.ly/3PQ4eHH

写真入りで見やすいメニュー・麺がおすすめ!

メニューも中国語と英語のみですがオンラインで見ることができるので、事前に食べたいものをチェックしておけるのがうれしいところ。写真も一部ありますが、メニュー数が多く、見慣れないものも多いので、ある程度食べたいものをチェックしておくと来店時スムーズかもしれません。

麺の種類が豊富で、ソフト麺的な食感が多い台湾ではまだまだ珍しい「コシのある美味しい麺料理」がいただけるのも重要なポイント。温かい麺が7種類、冷たい麺が4種類、その他にもベジタリアン用の麺も2種類用意されているのがベジタリアン人口が多い台湾らしいですよね。「素」と書かれているのが「素食(ベジタリアン)」用のメニューです。

その他、フライドチキンをはじめとした揚げ物、焼き物、サラダなどの冷菜、一品料理にご飯もの、サンドイッチもあるけれど、トーストや揚げパンなどパンをつかったメニューも豊富。どかんとボリューム満点のステーキやローストチキンなどの肉料理もあれば、〆のデザートとメニュー数はかなり充実しています。

お酒はビール、ワイン、カクテルなど。もちろんソフトドリンクも色々用意されています。店内に大きな冷蔵ケースがあるのでお酒はラベルを見てそこから選ぶのもオッケーです。

台湾らしい食材のサラダ・揚げ物・麺料理がおいしい!

今回は女性3人でディナータイムに伺いました。

まずはビールで乾杯。オリジナルのグラスも可愛いのです。

貓下去といえば「台北で最も美味しいフライドポテト」と言われる、トロフィーに入った「冠軍薯條(240元)」が有名。

高級油でフライしたポテトをにんにくのコンフィ、オリーブオイル、レモンの皮、オレガノ、黒胡椒と塩で味付け。やっぱりこれだよねとつい頼んでしまう一品です。

冷菜の「涼拌四色綜合筍(380元)」

季節の商品で、マコモダケ、アスパラ、ベビーコーン、たけのこを塩卵とマヨネーズ、オリーブオイルで和えたもの。これらの食材好きな方は多いのでは。合わさることで違った食感が楽しめて、お酒のあてにぴったりです。たけのこが旬の時期に食べたいメニュー。

もう一品も冷菜で「鹹水雞沙拉(340元)」


屋台の鶏肉料理「鹹水雞(シェンシュェイジー)」をサラダ仕立てに。鶏胸肉と細かく切ったブロッコリーなどの野菜、葉物野菜を醤油膏、コールドプレスごま油、オリーブオイルで和えています。まさに屋台料理をお洒落にアレンジといったメニューで、こちらは通年商品。屋台での注文に慣れない方はここで鹹水雞を味わってみるのもいいかも。美味しかったのですが、ひとつ前の料理とちょっと被っていたので、この日は違うものでもよかったかも。

「炸排骨(260元)」

台湾のB級グルメ、豚スペアリブの唐揚げ「炸排骨(ザーパイグー)」。猫下去の排骨もどかんと迫力があります。
メニューでは「榨菜排骨飯(ザーサイチャーハンのパイコー飯)」に炸雞排の単品注文も可と書いていたので単品で注文。添えられたナイフでお好みでカットします。添えられたソースがまた美味で、たっぷりつけながらいただきました。背徳の味。

最後は麺。店名がついた「貓下去招牌涼麵(320元)」

胡麻風味のタレでいただく涼麺(リャンメン)です。麺にしっかりコシがあり、ちゃんと冷たい。食堂で食べる涼麺は冷えていないことの方がほとんどで、一味違う美味しさを実感します。「招牌」とは看板メニューのこと。色々食べてみたいと思いつつも、つい選んでしまう外さないメニューのひとつです。

最後に

ビールも追加し、料理はもうこれだけですっかりお腹もいっぱいに。
記事ではなんとなくコースっぽく料理を並べてみましたが、実際は最初にフライドポテトと麺が届くなど、「あ、冷菜からスタートじゃないのね……」と正直思ってしまいましたが、そんなことを考えるのは日本人だけなのかな。出来た順に届くのは台湾ではあるあるです。

ちょこちょこと気になることはありつつも、スタッフの方も親切で、味もサービスも不満はないので、飲みたい気分の時にはやはり選択肢に入るお店。まだまだ試してみたいメニューもいっぱいです。

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