【台北土産】創業100年以上の老舗問屋『林華泰茶行』で台湾茶を買う
台湾へ行ったら買いたいお土産といえば、やはりお茶。
台湾茶は外せないもののひとつです。
街を歩けばお茶屋さんの数も多いので、どこで買うかも悩みどころではありますが、茶葉と香りを確かめながら、好きな量だけ量り売りで購入できる「林華泰茶行」は1883年創業の老舗。
問屋さんですが、誰でも利用することが出来ます。
ずらりとお茶が入った大きなドラム缶が並ぶ店内も味わいがあり、日本語ができるスタッフの方もいらっしゃいます。お茶についての質問も親切に答えてくれるので安心して好みのお茶を探すことができます。
バロック建築のお洒落スタバのすぐ近く。
スタバと同じ建物にあるホテル「Hù House, Taipei 台北互舎酒店」に宿泊した際、
目と鼻の先にあることもあり、今回のお茶はここで買おうと訪れました。
営業時間も朝7時半から夜9時までと長いのも観光客にはありがたいお店です。
やはりいいお店ですので、ガイドブックなどでも掲載されていることが多く、誰でも気軽に美味しいお茶が仕入れ価格で買える有名店。地元客に観光客にと、いつも訪れてもお客さんはひっきりなしです。
そんなこともあり、早めの時間に訪れてみると、よければ裏の工場見学もできますよとお声をかけて頂き、案内もしていただけました。
店内から開放感のある中庭を通り、奥の工場へ。
この日はジャスミン茶の製茶中で、とてもいい香りが漂っていました。
そのさらに奥ではお父さんが作業中。
こうしてひとつひとつ丁寧に作業をしているんですね。
店内入口や、事務用の机がある付近には茶器も取り扱っていて、手頃で使い勝手のいいものが揃っています。
モダンなデザインが素敵なオリジナルのお茶缶や便利なオールインワンティーサーバーの飄逸杯、茶葉をそのまま入れて持ち歩けるボトルタンブラーなどは日常使いできるおすすめ品。そのほか、可愛らしい客家花柄の茶杯などもあり、価格もやはりお手頃です。
さて、それではお茶を買いましょう。
お茶の価格は缶の蓋に大きく書かれていて、こちらは一斤(600g)あたりの価格です。
問屋さんの場合、600gでは多いのでもう少し減らせないかと相談すると、1/2斤ならいいよとおっしゃってくれるところも多いのですが、こちらではもっと少量の150gから購入出来るので、お財布にも優しく、気軽に気になるものを試してみることもできます。
蓋を開け、茶葉を実際に見たり、香りをかがせていただいたりと、なかなか他ではできない体験ができるのもここに足を運びたくなる理由のひとつ。
壁には日本語併記のわかりやすい料金表もありました。
烏龍茶、紅茶、ジャスミン茶、プーアル茶などなどお茶の種類も豊富で、グレードも様々。
予算に合わせてというところではありますが、日本でこの品質のお茶をこの価格で購入することはまず不可能でしょう。せっかくならば美味しさも際立ってくるそこそこのグレードのものを買って帰りたいところです。
今回はジャスミン茶(茉莉香片)を買おうと思ってたので、そのことを伝えると、1斤1000元以上のものは、台湾産の文山包種茶をジャスミン茶にしたものなのだとか。
そのほかの価格帯のものは中国から輸入品とのことで、緑茶のような優しい風味の文山包種茶は元々とても好きなお茶。さらには先ほど工場見学で目にしたお茶もまさにこれとのことで、買わない理由はありません。
150gで250元。文山包種茶は茶葉が丸まっていないので、これだけでも結構なボリュームがあります。
まさにいま飲んでいますが、ふんわり優しい香りとまろやかな口当たりに、一口飲むたびに癒されます。リラックス効果があるジャスミン茶は自律神経を整えるともいわれています。
ゆらぎがちなotonataiwan世代のみなさんにもおすすめしたい美味しいお茶です。
住所:台北市大同區重慶北路二段193號
電話:+886225573506
営業時間:7:30~21:00
HP:http://linhuatai.okgo.tw/
📍https://maps.app.goo.gl/T6jGhss7TtQ5mARo8