台湾初の島巡りアートフェスティバル 「馬祖ビエンナーレ(馬祖国際芸術島)」9月開幕!

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第二回のテーマは「生紅過夏、芸術の醸成」。
アートを酵母に見立てています。
キービジュアルはデザイナーの馮宇氏が担当。島の色合いやリズムを表すデザイン。タイトルの題字は馬祖出身の著名な書画家、陳合成氏が手掛け、過去と現在の馬祖の美しさを表現。

馬祖の貴重で代表的な7ヶ所の日常風景に基づき馬祖らしさを切り取りました。©️馬祖ビエンナーレ

台湾初の島巡りアートフェスティバル「馬祖ビエンナーレ(馬祖国際芸術島)」が、連江県と中華文化総会の共同主催により9月23日に開幕します。

第二回となる今回のテーマは「生紅過夏、芸術の醸成」。「生紅」は老酒を醸造する際のもち米、こうじ菌を井戸水と共に発酵させた桃紅色を、「過夏」は「生紅」を大切に管理し厳しい夏を乗り切ったことを示しています。

「生紅過夏、芸術の醸成」は前回の「島嶼醸」というコンセプトを引き継ぎ、第二回馬祖ビエンナーレが老酒のように時間によって変化を積み重ね、生命力に溢れるアートフェスティバルとなる過程を表現しています。

第一回に続き今回のメインビジュアルも、ビジュアルデザインチームIF OFFICEの馮宇氏が担当。非日常的な視点から、馬祖の日常の美しさを表現しました。さらに、馬祖出身の現代書画の巨匠であり台北海洋科技大学名誉教授(前副学長)の陳合成氏に題字を依頼。柔らかくも力強い毛筆文字で現代的なデザイン思考と伝統的な書画文化エッセンスを融合させ、懐かしくも新しい豊かさを表現しました。

デザイナー、馮宇氏は、メインビジュアルは4つの郷と5つの島からなる馬祖の貴重で代表的な7ヶ所の日常風景に基づいていると話します。例えば南竿の養殖漁業の浮き、北竿の馬祖魚麺、芹壁集落の屋根石、南竿は八八坑道の陳年老酒と津沙の砂浜、東莒は東洋山の断崖と東引の一線天。著名な写真家、鄭鼎氏と林科呈氏が非日常的で独特な視点から、見慣れているのに新しい馬祖の印象を切り取り、完全な島嶼の姿を描き出しました。また山から海、伝統的な文化から建造物まで馬祖ならではの色合いと題字を組み合わせました。「生紅」から「過夏」の時の流れを表し、豊かな風景や文化的特徴を色鮮やかに表現しました。

第二回馬祖ビエンナーレ_メインビジュアル 南竿(津沙砂浜)©️馬祖ビエンナーレ
第二回馬祖ビエンナーレ_メインビジュアル 北竿(屋根石)©️馬祖ビエンナーレ
第二回馬祖ビエンナーレ_メインビジュアル 莒光(東洋山断崖)©️馬祖ビエンナー
第二回馬祖ビエンナーレ_メインビジュアル 東引(一線天)©️馬祖ビエンナーレ
この秋は生紅から過夏(芸術の醸造、文化の発酵)を馬祖でご体感ください。©️馬祖ビエンナーレ
テーマは「生紅過夏、芸術の醸成」。アートを酵母に見立てています。©️馬祖ビエンナーレ

第二回馬祖ビエンナーレは9月23日に開幕します。9つの異なる展示プログラム、65の作品をお楽しみいただけます。

開催に先駆けまして、日本最大の台湾カルチャーフェスティバル「TAIWAN PLUS 2023」と連動し、日本において馬祖の雰囲気、魅力を体験していただけます。

この秋は馬祖へ、芸術の醸造、文化の発酵、そして馬祖ならではの魅力を体験できるアート旅行に出かけませんか?

第二回馬祖ビエンナーレ(馬祖国際芸術島)、初秋に開幕

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