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【体験レポート】KKday『秘境・千島湖と石碇老街を巡る日帰りツアー』で見た坪林・文山包種茶の茶畑に感激!

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台湾茶が好きな方なら、「台湾で茶畑を見てみたい」と思ったことはありませんか。
台北近郊ならMRT動物園駅からロープウェイで行ける猫空が鉄観音茶、台北から車で1時間ほどの新北市にある坪林が文山包種茶の産地として有名です。

最近、文山包種茶の美味しさにハマっていたのと、同じ方向にある石碇老街にも興味があったので、せっかくなら同時に行けないかプランを考えていました。
公共交通機関を利用して行けないことはないのですが、時間がいまいち読めないことと、チャーターも考えましたが少人数だとどうしても費用が割高になってしまいます。

例えばツアーなどはないのか探してみると、オンラインツアーサイトのKKdayにて料金も手頃で、ニーズにぴったりと合うツアーを発見。
1人でしたが参加をしてみることにしました。

【台北発】台北近郊の秘境1日ツアー:千島湖・八卦茶園・石碇老街
https://www.kkday.com/ja/product/1772

ツアーは坪林、石碇老街のほか、もっと自力で行くのは難易度が高いと思われる「千島湖」まで見学できる内容。
日本語対応ではないのでガイドさんは中国語もしくは英語のため、やや敷居は高いかもしれませんが、ツアータイトルの秘境具合やお茶畑が気になる方も多いかと思い、具体的なツアー内容をまとめました。

※この旅は旅行アプリFunlidayでも旅ログを公開しています。

スケジュール

台北駅を出発

石碇

  • 石碇千島湖觀景臺(フォトスポット)
  • 阿牛小吃部(お土産)
  • 八卦茶園(食事・カフェ)
  • 八卦茶園觀景台(フォトスポット)

坪林

  • 坪林蛍火虫(サイクリングロード・ハイキング)
  • 綠光農園(お土産)
  • セブン-イレブン(集合場所)
  • 坪林茶業博物館(観光)

石碇

  • 石碇老街(観光)
  • 一粒粽(お土産)
  • 美美飲食店(食事)

台北駅へ

ルートマップをチェック!

今回の旅のルートマップはこちら!

秘境・千島湖と石碇老街を巡る日帰りツアーログ | otona taiwan @ Funliday 旅ログ、おすすめコース、旅行計画

石碇も坪林もそこだけなら台北からバスでなんとか行けそうですが、この3カ所のスポットをバスで自力で回るのはやはり少し難しいかもと改めて思いました。

坪林は台北と宜蘭のちょうど真ん中くらいの場所にあります。
大体の土地勘がつかめたので、次は台北→坪林→宜蘭へ行くプランもいいななどと考えています。

秘境・千島湖と石碇老街を巡る日帰りツアーへ出発!

台北車站

出発は台北駅から。
東三門」という名称の出入口があるのでそこで待ち合わせをします。
台北駅を正面から見ると右手の出入口です。

『台灣觀巴(Taiwan Tour Bus)』と背中に文字の入ったオレンジ色のベストを着たスタッフさんがいるので名前を告げます。

おじさんでしたが、この方がドライバー兼ガイド。
陽気で親切な方でした。

平日でコロナ禍。最少催行人数は4名だったため、催行されるのか不安でしたが、筆者のほかには50代くらいの台湾人夫婦1組、20代くらいの台湾人カップル1組の計5名。
混乗ツアーなので全員でワゴン車に乗って出発です。

みなさん物静かな方で、特にワイワイするわけでもなく、それぞれがそれぞれで楽しむといった感じで、筆者も1人でのんびり写真を撮ったり景色を味わったりしたかったので、日本人でどう扱ったらいいのかわからなかったのかも知れませんが、変に気を使われることもなく気楽に参加出来てよかったです。

中国語は日常会話程度。ガイドさんはオール中国語での案内。色々気にかけてくれました。

石碇千島湖觀景臺

まずはじめに向かったのは千島湖です。
石碇千島湖觀景台」というところから景色を堪能します。

ガイドさんとはここで一旦お別れで、ここから景色を見た後は、自分たちで次の目的地の八卦茶園まで移動します。徒歩で12分ほどの場所で下り坂なので移動はラクです。途中「八卦茶園」と書かれた看板などもあり迷うことはないでしょう。

この景観台は民家なのか商店なのかといった感じのお店的なところを通った先にあります。
おそらく個人の敷地に景観台を作ったようなところでした。
野放しのワンちゃん(この辺りは多いです)と子猫を含めた猫がたくさんいます。

この日は曇り空だったので、ややもやがかかっていましたがそれがまた幻想的でした。
千島湖はエメラルドグリーンの水色が美しい湖です。

周辺には茶畑があり、さっそく見たかった景色を望むことができました

阿牛小吃部

八卦茶園へ行く途中、「阿牛小吃部」というお店がありました。

景色を楽しみながら炒め物を中心としたメニューがいただけるレストランのようですが、茶葉なども販売していました。

お茶の試飲をさせてくれ、美味しかったのとほかの台湾人も購入していたので、つられて包種茶を購入。1袋300元でした。ティーバックもありました。

阿牛小吃部
新北市石碇區北宜路六段塗潭巷7號
+886939518587
8時00分~19時00分(月曜休み)
https://goo.gl/maps/pwP8NgPND2zcUhme9

八卦茶園

八卦茶園は茶畑を眺めながら食事が出来る開放的なローカルレストランでした。

このツアーは昼食などが含まれないため、食事をしたい人はここで食べてもいいといった感じです。 わたしはまだお腹が空いていなかったので、ホットのお茶とこの辺りは豆腐アイスクリームもまた名物のようだったので、豆腐アイスクリームをいただきました。

甘さはかなり控えめであっさり風味。醤油かける?と聞かれたのでお願いするとアイスの上にちょっとだけかけてくれます。豆腐に醤油をかける感覚ですね。 さらにはピーナッツもトッピングしてくれます。

八卦茶園
新北市石碇區北宜路六段獅仔頭坑巷16號
+886916868615
9時00分~17時00分
https://goo.gl/maps/pHfCpWYwEicGGch87

八卦茶園觀景台

八卦茶園の滞在時間は少し長めなので、お店のすぐ横にある景観台へもぜひ行ってみましょう。 ここからは茶園とふたたび千島湖が見渡せます。

景観台にある植物もお茶です。

個人的には景観台から少し下った場所あたりも湖がより間近に見られて素敵でした。

どこに行ってもお茶がすぐ傍にあり、こんなにまじまじとお茶の葉を見たこともなかったので、このツアーに参加してよかったとこの段階で感じていました。

八卦茶園観景台
https://goo.gl/maps/59vjGgW62WgRGpiFA

坪林蛍火虫

八卦茶園から車で移動して、ここからはハイキングコース

KKdayのツアーページには「金瓜寮渓観魚蕨類歩道」とあったのですが、看板を見ても「𩻸魚堀溪自行車道」というサイクリングロードを歩いたと思います。

ここに来る前に坪林市街地のセブンイレブン前を車で通り、「このセブンイレブンを覚えておいてください」とガイドさんから事前に説明があったのですが、マップ上にある「坪林蛍火虫」という場所の手前、「渡南橋)」のあたりからサイクリングロードを道なりに歩き、大きな道路沿いにあるセブンイレブンまで歩きます。

写真のMAPの「自行車起點」と赤字で書いた鳥居的な門のある場所がスタート地点で

そこから紫の点線沿いに歩き、「景観橋)」を渡り、その先の「親水吊橋)」を渡った辺りがゴールです。セブンイレブン()は「北宜公路」沿いにあります。

ガイドさんとは入口で別れ、各々自由に散策。時間になったらセブンイレブンで待ち合わせといった感じです。

正直なところ、「ハイキングかー……どんなところを歩くんだろう」とスケジュールをみたとき、ここだけ気が重かったのですが、道は舗装されて歩きやすく、川沿いを歩くのですが、川のせせらぎを聴きながら、茶畑が続く道を歩くので、とてもリフレッシュ出来ました。

気温も25度前後とほどよい気温だったのもあるのですが、思っていたよりもずっと楽しめました。 歩いていた時間も写真を撮りながらのんびり歩いて20分くらいでした。

セブン-イレブン

写真の一番左に写っているのがゴールのセブンイレブンです。

7-ELEVEN 坪林門市
新北市坪林區北宜路八段138號140號1樓
+886226656655
24時間営業
https://goo.gl/maps/VCoZLymxEFhRaTzM8

この辺りはお茶の問屋さんが立ち並んでいます。

出来たら行きたいと思っていた坪林老街はここから10分ほど歩いた場所にあるようなのですが、往復すると時間が足りないと思ったため行けませんでした。

綠光農園

せっかくなのでこの辺りでもお茶を買いたいなと思っていたのですが、リサーチ不足でどのお店がいいのかもわからないのと、さすがにかなりのローカル感。休日でもないので、人気もなく、外国人客にとってはちょっと入りずらい雰囲気です。

どうしようかと思いながらちょっとぶらぶらしてみると、セブンイレブンの数軒隣になる「綠光農園」さんというところが、覗いてみるとご主人が広々とした店内で作業をしていました。

目があったので入っていいですか?とお邪魔してみると、まさにここでも見たかった光景が広がっていて感動。写真も撮らせていただきました。

お茶も販売していて、しかもパッケージもお洒落で素敵です。 ここでは奥さんが対応してくれたのですが、試飲させてくれたり、お店の奥からはまさにさっき歩いてきた北勢渓が素晴らしい眺めで見えるのを見せていただいたりなどとても親切にしていただきました。

これまであまり出会ったことのなかった有機の白茶を自分用に。お土産用に缶入りものも購入でき、大満足のショッピングタイムを過ごすことができました。

綠光農園
新北市坪林區北宜路八段160號
+886952600268
9時00分~17時00分
https://goo.gl/maps/wrSm9Nvh7icqe7mk9

セブン-イレブン

無事ガイドさんと合流でき、次の目的地へ出発です。

坪林茶業博物館

坪林にはお茶の博物館もあり、出来たらここも行ってみたかった場所。 緑光農園の奥さんもおすすめしてくれました。

その他、付近には坪林老林もあるので、ここも近くにいるのに見られなかったのは残念。 この付近の様子も分かったので、この2つは今度ゆっくりバスで来てみようと思いました。 とりあえず場所をマークするためマップに記録を残しておきます。

坪林老街
https://goo.gl/maps/9kPye6VcArkPUkiN7

坪林茶業博物館
https://goo.gl/maps/Wrz8gHPQsjFbDtNG9

石碇老街

最後の目的地は石碇老街です。

KKdayの説明によると

”古くはお茶の生産販売・染物・鉄鋼業などで繁栄した街・石碇(せきてい)。現在はノスタルジックな雰囲気と豆腐などのご当地グルメで、多くの人が訪れる人気スポットとなっています。”

https://www.kkday.com/ja/product/1772

とのことで、台湾の地方といった感じのローカルさと川と山など自然に囲まれたレトロな雰囲気の街歩きを楽しめます。

すぐに回れてしまうコンパクトな老街で、コロナ禍の平日ということでお店もぽつぽつ開店しているような状態でちょっと寂しい感じ。プチトリップにはちょうどいい街だとは思うので、休日などは賑わっているかもしれませんが、すでにハイキングなどでたくさん歩いているので疲れも出てきてさらに雨。

ここでは少し時間を持て余してしまう感じもありました。

石碇老街
https://goo.gl/maps/LEXCH3RhkBBiE21k7

一粒粽

この街でチェックしていたのが粽の専門店。ここだけお客さんがどんどん来ていたので人気店なんだなということがわかります。

お土産用に傳統古早味(50元)干貝蛋黃粽(65元)をお土産に買い、帰宅後電鍋で蒸して食べたところ、特に干貝蛋黃粽は具沢山で貝柱の風味もよく、もう少し買えばよかったと思うくらい美味しい粽でした。

一粒粽
新北市石碇區石碇東街109之1號
+886226633558
平日10時00分~18時00分、土日9時00分~18時00分
https://goo.gl/maps/9oE65cfUuSCSr8Ap9

美美飲食店

さすがにお腹も空いてきたので、せっかくなので名物の豆腐料理でも食べようと老街の入口すぐの場所にある「美美飲食店」へ。

どうやら大皿料理のようで、そこまで食べられないなということで揚げ豆腐とごはんをいただきました。お豆腐がふわふわでとても美味しかったです。

こういうときに人数がいれば色々なものが食べられるので、ほかのテーブルの人たちがちょっと羨ましくなったりします。

美美飲食店
新北市石碇區石碇東街71號
+886226631986
月11時00分~15時00分、水~金11時00分~17時00分、土日11時00分~18時30分(火曜休み)
https://goo.gl/maps/7d7dq8MdZfFRmVGA7

台北車站

石碇老街を出発後は台北駅までノンストップで。
出発の時と同じ台北駅の東三門あたりで下車して終了です。

最後にガイドさんに100元のチップを渡すようにと言われているので、お礼をしてお別れしました。

まとめ

やはりそれぞれの場所にピンポイントに行くことが出来ても、こうして回るのは自力では難しいのと、どんなところか見ておきたいというのもあったので、参加してみてよかったと思いました。

価格も高すぎず、気楽に参加できるので、お茶に興味がある方などは思う存分茶畑を見学したり、生産者さんからお茶も買えるので、旅行者だけでなく、台湾在住の方にもおすすめできると思います。

※この記事はotonataiwan編集部が執筆した旅行計画アプリFunlidayの旅ログを加筆・修正したものです。掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますので最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。

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