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【体験レポート】台湾リピーターにおすすめ!エビ釣りはまさに大人のアクティビティ

日本人と同じく、エビが大好きな台湾人。大きな海老を卓上サイズのツボでまるごと焼き、胡椒などスパイシーな味付けで楽しむ「胡椒蝦」のお店もあちこちでみかけますが、なんと釣り堀では「エビ」を釣るのが一般的。こちらも郊外を中心に、台湾各地に釣り堀があります。

”「エビ釣り」は台湾では人気のレジャー”と日本のメディアなどでも紹介されていることもあり、台湾好きの方や在住者の方などは経験したことがある方も密かに多いかもしれません。

でも、エビ釣り場は健全な遊び場ではありますが、ローカルムード満点な結構ディープなスポット。スタッフさんはたいていどこも親切ですが、日本語は一切通じず、エビ釣り自体も難易度は高め。料金も実はそんなに安いわけでもなく、釣れなければサービスしてくれるわけでもないため、人によってはかなりコスパの悪い遊びになってしまう可能性も…。

それでも、釣り竿さえ手に入れば、ゆるゆるとマイペースに楽しめるので、エビが釣れたときの面白さや、焼きあがった海老の美味しさを知ると、「次こそはもっと釣るぞ!」とか「常連さんたちのようにうまくなりたい!」などとやっぱり思ってしまうもの。そうしてずぶずぶとエビ釣り沼にはまってしまうのです。

今回は台北士林にあるエビ釣り場「外雙溪車輪釣蝦場」で遊んできたので、実際にエビ釣りがどんな感じなのかビギナー目線でレポートします!

士林郊外にあるエビ釣り場「外雙溪車輪釣蝦場」へ/アクセスと基本情報

今回はMRT「士林駅」の駅前から「255」路線のバスでエビ釣り場まで向かいました。下車するバス停は「外雙溪橋」で目の前はすぐエビ釣り場です。
この辺り一帯はエビ釣り場がいくつもあるのですが、今回は同行してくれた友人が行ったことがあるということで、目的地は「外雙溪車輪釣蝦場」に決定。

この海老エビ釣り場エリア、MAP上で見る限り、非常にアクセスがしずらい場所なのではと思っていましたが、実際は多くの観光客が訪れる「故宮博物院」を通過し、そこから2㎞ほど行った先にありました。士林駅から博物院までは15分ほど、そこからさらに10分ほど乗車すると到着なので、思ったほど遠くなく、むしろバス1本で簡単に行くことができました。

外雙溪車輪釣蝦場
住所:台北市士林區至善路二段485號
電話:+886228414226
営業時間:10時30分~4時30分
FB:https://www.facebook.com/ShrimpfishingZS485/

緑いっぱい自然の中にあるエビ釣り場

外雙溪車輪釣蝦場はこのように自然あふれる場所にあり、天気のいい日などは緑が気持ちいい!ちょっと都会に疲れてしまったときなど、こういった場所でリフレッシュするのもいいなと感じました。

エビ釣り場の営業時間は長く、なんと午前4時半閉店。タクシーは呼べば来てくれる場所だとは思いますが、さすがにコンビニすらない、何もない山の麓といった感じのところなので、特に土地勘のない、女性の旅行者の方などはなるべく明るい時間帯に利用しましょう。

広々とした屋内型釣り堀と料金システム

釣り堀は屋根付きの室内型。施設内は広々としています。
入口を入ってすぐの場所に受付があり、料金は前払い制。

1時間350元、2時間以降は1時間ごとに300元です。
1時間だけ利用したい場合も、先に2時間の料金650元を支払い、チェックアウトしたときに300元を返金してくれるというシステムです。

釣り竿のレンタル代と餌代は料金に含まれているので来店時は手ぶらでOK。

釣り堀の前には大きなドリンクの冷蔵庫とテーブル席が設置されているのですが、ここでは台湾式居酒屋「熱炒(ルーチャオ)」のように料理が注文できるので、エビ釣りが終わったあとは釣ったエビを食べるだけでなく、料理を囲んで飲んだり食べたりすることもできます。

メニューはお店のFBページにも掲載されていましたが、かなり豊富で美味しそう。利用した当日は全然気づいていなかったのですが、エビメニューも豊富なので、不完全燃焼の場合はここで注文してお腹いっぱいになるのもかなりありかと思います!

釣ったエビもセルフで塩焼きは無料でできますが、+200元で胡椒蝦をはじめとした味付きのエビ料理に調理してくれるようです。胡椒蝦はもちろんのこと、レモン風味の檸檬蝦とかも美味しいんですよね。あとガーリック風味とかも。

さあ、エビを釣ろう!

受付が終わると、釣り竿と餌をくれるので、それを持っていざ釣り堀へ!

場所に指定はないので好きな場所に座ります。
やったことがないなどとスタッフさんに伝えると釣り竿の調整をしてくれて、餌のつけ方などを教えてくれます。

エビの餌はなんと干しエビ。
エビでエビを釣るなんてちょっとシュールな感じもしますが、魚釣り用の餌よりも扱いも簡単だし、この気楽さにまずほっとします。

あとは糸を垂らしてかかるのを待つだけなのですが、なかなイメージ通りにはいきません。

水の中は泥で見えないため、エビがどこにいるのかは全く分からない状態。
そもそも、釣り自体も初心者で、原理がよくわかっていないため、糸を適当にぶらぶら動かしながら待っていると、隣にいる台湾人のおじさんが「あまり動かさない方がいいよ」と教えてくれました。

あとは餌の干しエビを針につけている時も、さりげなくチェックしてくれて、頭と尾っぽの部分はカットして、中央の部分だけつけるんだよ、などということも教えてくれました。師匠!

そして、エビがかかったタイミングもいまいちよくわからず、うーんと水面を眺めているといった感じだったのですが、その辺りも、やはり隣のおじさんが教えてくれるので、ありがたく教えに従いながらひっぱってみると30分後くらいにようやく1匹ゲット!

浮きが沈んで少し経ったタイミングで釣り竿をあげるといいそうです。

途中、1回エビ放流タイムがあったのですが、その直後に釣ることができました。

エビはしっかり大き目で、足の先が青いタイ産のオニテナガエビ。
エビから釣り針を外すのも、あまりに慣れていなさ過ぎて、最初だけやっぱり隣のおじさんにSOSして外してもらいましたが、2匹目からはなんとか自力で。

でもやりはじめるとやっぱり楽しい!結局1時間で収穫は2匹。まあ、こんなものでしょう。
まわりの沢山釣っている人たちを見てみるとわんさか釣っているプロっぽい人もいて、マイ釣竿や道具箱のようなものを持参している人も多数。いつかもっと上手になって、マイ釣竿でスイスイ釣れる人になりたい!と思わず夢見てしまいます。

とはいえ、2時間650元(約3000円)も支払って、これ以上釣れないリスクも考えて、今回は1時間で退散。受付に釣り竿を返却し、300元を戻してもらいました。

釣ったエビはセルフで塩焼きに

建物の外には流し台とオーブンが設置されていて、釣ったエビを塩焼きにして食べて帰ることが出来ます。

ここでも親切なスタッフさんがエビを処理して焼くところまでやってくれました(感謝!)。

エビは足の部分をハサミでカットして、きれいに洗います。そのあと、串を刺し、大量の塩をまぶし、こんがりオーブンで焼き上げます。

焼き上がりのタイミングもこちらではスタッフさんがちゃんと教えてくれたのですが、自分が想像するよりも長めだったので、しっかり長めに焼いておくと安心です。途中、だんだん香ばしいいい香りがしてくるので、どんどんお腹が空いてきます。

あと、たくさん釣れた人はめちゃくちゃエビを食べまくっているので、さほど連れていない場合はめちゃくちゃ羨ましい光景となります。

焼きあがったエビはこちら。しっかり肉厚。ぷりぷりのエビです。

甘みがあって、あんなにたっぷり塩をまぶしたのに、絶妙な塩加減。
新鮮なのもあると思うのですが、ほんと自分で釣ったエビの味は美味しさもひとしおです。

まとめとそのほかのおすすめエビ釣り場

士林のエビ釣り場エリアは思っていたよりもアクセスもしやすく、なにより気持ちのいい環境でエビ釣りを楽しむことができました!

スタッフさんもまわりのお客さんたちも親切で、ローカルムードを味わいながら地元の人たちに混ざってするエビ釣りは、釣れなければ悔しさを味わいますが、釣れると確実に美味しさまでもが味わえる、とても楽しいアクティビティーです。

今回は士林のエビ釣り場での体験でしたが、例えば台北市内にある24時間営業の「新豪釣蝦美食廣場(MAP)」なら、MRT行天宮駅から徒歩の場合は20分弱と結構歩きますが、タクシーを利用する場合も、士林よりも駅からの距離も遠くなく行きやすい場所なので、旅の途中でも気が向いたときにふらっと立ち寄ることもできます。

また、新豪釣蝦美食廣場のあたりは松山空港にも近く、飛行機の着陸が間近に見られるスポット(MAP)へも徒歩6分ほどで行くことができるので、飛行機好きの方はぜひ合わせて訪れてみるのもおすすめです。