【乗車体験記】台北から高雄へ 和欣客運の豪華バス で行く長距離バスの旅
台北から高雄まで、公共交通機関を利用する場合は
- 新幹線(高鉄)
- 鉄道(台鉄)
- 高速バス(客運)
が主な移動手段です。
それぞれの所要時間と料金は
所要時間 | 料金 | |
新幹線(高鉄) | 約1時間半~ | 1,445元~ (約7,000円) |
鉄道(台鉄) | 約3時間38分~ | 843元~ (約4,000円) |
高速バス(客運) | 約5時間 | 511元~ (約2,500円) |
1時間半で行ける新幹線(高鉄)はやはり魅力的ですが、なかなかの金額です。
そして、反対に時間はかかるけれど、新幹線の半額以下で高雄まで行けるのが「客運(クーユン)」と呼ばれる長距離高速バス。
今回はそんな長距離バスの中でも、豪華で乗り心地がいいと評判の和欣客運(フーシンクーユン)の白金臥艙と呼ばれるプラチナキャビンについて、特徴やチケット購入方法など、乗車レポと合わせてご紹介します。
和欣客運の白金臥艙(プラチナキャビン)の特徴
台湾の長距離高速バスはシートにもゆとりがあり、ほぼWi-Fiも完備。
一般的には三排座と呼ばれる3列シートですが、和欣客運が運行している台北-高雄間のバスは白金臥艙(プラチナキャビン)というタイプのバスで、こちらは雙排座と呼ばれる2列シート配列。
長距離移動の快適さと豪華さを追求したという車内は、14席しか座席がないゆったりとした設計。
移動において要となるシートはフルフラットまでは行きませんが、シートのリクライニングもかなり倒せます。
内部はそれなりに年期を感じ、そこまでのラグジュアリーさなどは感じませんが、でもこのゆとりのあるシートはやはり魅力。
夜は照明が落ちるので、寝て過ごしたり、明るい時間であればWi-FiやUSBを繋ぎ、スマホやタブレットなどで好きな動画などを見て過ごしたりしていれば、5時間は意外と早い。
車内トイレもありますが、あまり利用したくない場合は、途中1か所立ち寄るバスターミナルがあり、そこで行くこともできます。
過ごし方によっては一般的な高速バスはもちろんのこと、ポイントを押さえておけば、もしかしたら鉄道や新幹線よりも移動の快適さは上回るかも知れません。
和欣客運の白金臥艙(プラチナキャビン)の料金と運行スケジュール
和欣客運プラチナシートの料金はほかの高速バスに比べやや高めに設定されています。
藍色時段と呼ばれる平日が660元、白色時段と呼ばれる土日祝日などは760元。
それでもまだ新幹線の半額ほどです。
運行スケジュールは1時間に2~3本ほどで24時間運行しています。