【台湾グルメ紀行】#17 編集長が10年通い続ける台北『麻膳堂』創業者に聞くおすすめメニュー&食べ方

編集長コバシイケ子が台湾で密かに通い続けている店といえば、麻辣麺が気軽に楽しめる麻膳堂 MAZENDO。ひとりでも本格的な麻辣の味を楽しめる一軒として、長年通い続けているお気に入りのお店です。
ひとりでも楽しめる麻辣麺の名店「麻膳堂」とは
かつて台湾に暮らしていた頃、麻辣火鍋が大好きで、定期的にその味が恋しくなるものの、1人ではなかなかハードルが高い上に、ひとり火鍋の店でも麻辣を扱っているところは実は少なめ。
そんな中、出会ったのが、当時台北駅のすぐ向かいに店を構えていた麻膳堂でした。
スタイリッシュな店内と「麻辣」の文字に惹かれ、麻辣麺を食べてみたところ、花椒の香るスパイシーなスープがまさに求めていた味そのもので、台湾では柔らかめの麺が多い中、こちらの麺はコシのあるもちっとした食感。すぐにその味に魅了され、定期的に通うようになりました。
初めて訪れたのは2016年の冬頃でしたが、現在よく訪れているのはカルフール桂林店(家樂福桂林門市)の1階にある店舗。カルフール桂林店は西門駅からも徒歩圏内で、24時間営業の大型スーパーマーケットとして、観光客にも人気のショッピングスポットです。


スーパーでの買い物ついでに立ち寄ることが多く、現在は旅行者として訪れる立場になっても、やはりあの味が恋しくなり、かなりの頻度で食べているメニューのひとつです。
麻膳堂は2010年に台北東区、国父紀念館近くに創業。現在はカルフール桂林店以外にも、南港、内湖など、複合商業施設内に店舗を展開。日本にも進出し、東京・根津に店を構えています。
そんな長年ひいきにしていた麻膳堂ですが、今回ご縁があって、創業者のショーンさんにお店やメニューについてのお話を直接伺うことができました。
アクセス|西門エリア・カルフール桂林店内で使いやすい立地
訪れたのはカルフール桂林店1階にある麻膳堂・萬華桂林店。
最寄りのMRT駅は西門駅と小南門駅。
西門駅から徒歩約10分、小南門駅から徒歩約6分。
バスの利用も便利で、バス停「小南門」で下車すると、カルフールはすぐ目の前。台北駅からも本数が多く、乗車時間は3駅で約7分ほどとアクセスしやすい立地です。
営業時間は午前11時から深夜2時まで。
開店と同時に訪れましたが、平日にもかかわらず気がつけば店内は満席。地元の人たちが買い物ついでに立ち寄る様子が見られます。

メニューと注文方法|写真付きで初心者でも安心
メニューはこちら。
すべて写真付きなのでわかりやすいのも嬉しいポイント。

麻辣麺のほか、麻醬麺などの麺料理、小籠包や水餃子、チャーハンなどもあり、冷蔵庫には台湾ビールも冷えているなど、台湾で親しまれている定番メニューを気軽に楽しむことができます。
オーダーはメニュー裏に数量を書き込むスタイルなので、難しいことはありません。

今回はお店の人気メニューの
・麻辣牛肉麺
・排骨蛋炒飯
のほか、私の好物メニュー
・紅油水餃
そして、レジカウンター後ろに並ぶ小菜(小皿料理)コーナーから
・豆皮の和え物
・龍鬚菜(ハヤトウリの若芽)の冷製
をいただきました。
まずはここから|人気&定番メニューを実食
小菜(台湾の冷製総菜)|好きなものを少しずつ選べる楽しさ
オーダーをしたら、レジの後ろにある一皿料理の小菜もチェックしてみましょう。

箸休めにもちょうどいい、台湾の食堂でよく見かける定番のお惣菜。
1皿40元と手頃な価格で楽しめ、湯葉や海藻、黒木耳などのあっさりしたものから、ミミガーやレバーなどの肉系まで種類も豊富です。
今回は豆皮(湯葉)の和え物と、龍鬚菜の和え物を選んでみました。

どちらもほんのりごま油が香る中華風の味わいで、龍鬚菜はシャキシャキとした食感が楽しめます。日本ではあまり見かけませんが、台湾ではポピュラーな食材のひとつです。
こうして実際に眺めながら選べる楽しさや、副菜として気軽にタンパク質や野菜を取り入れられるのも小菜の魅力です。
麻辣牛肉麺|スパイスの奥行きともちもち麺が魅力

麻膳堂の看板メニュー「麻辣麺」。
牛肉か豚肉を選ぶことができ、牛肉トッピングのものを「麻辣牛肉麺」と呼びます。
一般的な牛肉麺とは見た目も味わいも異なり、肉はスライス肉を使用。これが麻辣スープによく絡み、食べやすさにもつながっています。
さらに、もやし・葱・ニンニクの葉がたっぷりで、麺や肉が見えないほど。かなり食べ応えがある1杯です。

麻辣麺には鴨血や豆皮(揚げ湯葉)など、外国人にとっては馴染みのない食材も入っているため、注文時には日本語併記の確認シートを見せてくれます。

もし食べられない食材などがあればオーダー時に伝え、外してもらうことができます。
辛さは小辣・中辣・大辣から選択。
私は辛いものは好きですが、中辣だと軽く汗ばむくらいなので、普段は小辣で注文することが多いです。
鴨血は見た目からレバーのように感じますが、実際はクセがなく、ぷるぷるとした食感。麻辣の定番食材で、レバーよりもあっさり食べやすい。慣れるとクセになる美味しさです。

そしてこちらは豆皮。

湯葉を揚げたもので、こちらも大好きな食材。油揚げとはひと味違う食感と味わいです。
スープは花椒や唐辛子に加え、八角・シナモン・クローブ・カルダモン・フェンネルなど複数ののスパイスと漢方食材をブレンド。
辛さの中にコクや甘み、香りの奥行きがあり、ただ辛いだけではない深みのある味わいが人気の秘訣です。
麺は小麦粉と水のみで作られ、一度ゆでてから冷やし、再度ゆでることで、もちもちとした弾力のある食感に仕上げているのだそう。この麺がまた美味しいのです。

春雨タイプの「麻辣細粉(260元)」や、スープのみの「麻辣湯(230元)」もあるので、お腹の具合や気分に合わせて選べるのも魅力です。
排骨蛋炒飯|ボリュームも満足度も高い王道メニュー

台湾の定番料理・排骨(パイコー)を豪快にのせたチャーハン。
外はカリッと中はジューシーに仕上げた豚スペアリブの唐揚げ・排骨と、強火でパラパラに仕上げた卵チャーハンの組み合わせは間違いのない美味しさです。
このボリュームで180元というコストパフォーマンスの高さも魅力。
海外グルメサイトでも高評価を得ている人気メニュー。
美味しいチャーハンが食べたいときにも、覚えておいて損はない存在です。
紅油水餃|酸味と辛さがクセになるイケ子イチオシ

ジューシーな水餃子を辣油入りのタレで和えた一品で、酸味がしっかり効いているのが特徴。辛さだけでなく、爽やかな旨味が広がります。
提供されたらよく混ぜてからいただきましょう。
やみつき感のあるこのタレは、辣油に加え、醤油・酢・にんにくのほか、酸味のある漬物・酸菜も使われているとのこと。辛さ・香ばしさ・酸味のバランスが絶妙で、ひと口食べて虜になった一品です。
通な楽しみ方|紅油水餃のタレで和え麺に
ショーンさんがとっておきの食べ方を教えてくれました。
紅油水餃の水餃子を食べ終わったあと、残ったタレに替え玉(30元)を追加して和え麺として楽しむのが通な食べ方なのだそう。
タレがとても美味しいだけに、余ってしまうのがもったいないと思っていたのですが、こんな楽しみ方があるとは驚きでした。
常連のお客様にも人気とのことなので、ぜひ試してみたくなる食べ方です。
排骨蛋炒飯のチャーハンにタレを少しかけて食べる味変も最高でした!
まとめ|気軽に麻辣を楽しめる、通いたくなる一軒
本格的な麻辣の味を、ひとりでも気軽に楽しめる麻膳堂。
特に萬華桂林店は通し営業で、買い物ついでにも立ち寄りやすく、メニューも豊富で使い勝手の良さも魅力です。
もちろん複数人で訪れて、色んな味を楽しむのもおすすめです。
長年通い続けているからこそわかる安心感と、何度でも食べたくなる味。
台北で麻辣が恋しくなったら、間違いのない一軒です。
麻膳堂はこんな人におすすめ
✅本場の麻辣湯・麻辣麺を味わいたい
✅ひとりでも麻辣料理を楽しみたい
✅台湾ローカルグルメをリーズナブルに満喫したい
✅西門エリアで気軽に食事できる店を探している
✅台湾のローカル感と入りやすさの両方を重視したい
麻膳堂(萬華桂林店) 店舗情報








